JR稲毛駅直結の商業施設「ペリエ稲毛」(千葉市稲毛区)の食品ゾーンが22日、「グルマリーナ」としてリニューアル開業する。昨年4月から進めてきた全面改修が完了し、19の新店を含む計38店舗が出店。入り口を開放感あるデザインに刷新したほか、多くの店でライブキッチンを導入するなど食を五感で楽しめるよう工夫した。
(粕谷健翔、佐藤大介)
新名称のグルマリーナは、グルメ(食)とアリーナ(舞台)を組み合わせた。同駅周辺では近年、マンション開発などにより30代のファミリー層が増加しており、学生の定期利用も多い。従来の高齢層に加え、若年層が日常的に利用しやすい店舗構成にした。
厨房(ちゅうぼう)を併設して調理の臨場感を見せる「ライブキッチン」を配置したエリアと、お土産や総菜など多彩な商品が並ぶエリアで展開。生鮮食品などを扱う「マルシェゾーン」には、各店の会計を一括で行える集中レジを導入し、仕事帰りの利用客の利便性と買い回りのしやすさを高めた。
県民になじみ深いベーカリー「ピーターパン」が稲毛エリアに初出店。既存店で人気のメロンパンに加え、韓国のトレンドを意識した店舗限定のチーズベーグルを厨房から提供する。県産食品の土産品製造、観光土産店「房の駅」運営などを手がける市原市の「やます」は、自社のブランド卵を使ったロールケーキが看板商品の新業態店舗「房のたまご de お菓子工房」を構えた。
食の多様化にも対応し、おこわを販売する「たごさく」は、スパイスや色彩を強調した若年層向けの「おこわールド」を全国で初めて導入した。また、日本橋の有名イタリアンが手がける「ピッツェリア アルポンテ・カンパネッラ」は、切りたての生ハムやイタリア直輸入のオリーブオイルなどを提供する。イートインスペースも確保し、滞在型の利用も促す。
運営する千葉ステーションビル千葉本店の辰巳進・総武エリア長は「単なる便利な食品売り場ではなく、日々の暮らしに高揚感を添える場にしたい」と意気込んだ。営業時間は月~金が午前10時~午後9時、土日祝が午前10時~午後8時。









